レイキャヴィーク近郊 (Reykjavík Capital Area)

レイキャヴィーク首都圏はアイスランドの首都レイキャヴィーク(Reykjavík)、コゥパヴォグル(Kópavogur)、ハプナルフィヨルズル(Hafnarfjörður)などを含むエリアとなっています。2019年のレイキャヴィークの人口は128,793人ですが、レイキャヴィーク首都圏に総人口の約70%の23万人近くがに集中しています。首都圏が単に政治、経済、文化、学問の中心地となっているだけでなく、それぞれの街に特色があり見どころもたくさんです。レイキャヴィーク首都圏のバスパスやビジターカードなどを使えば効果的に楽しめます。 日本語ではレイキャヴィークはレイキャビク、レイキャビックと表示されることもあります。レイキャヴィークからバスで約10〜20分で結ばれているコゥパヴォグル、ハプナルフィヨルズルもそれぞれの街の特色を出しています。レイキャヴィークからのバスはコゥパヴォグルはハムラボルグ(Hamraborg)、ハプナルフィヨルズルはフョルズル(Fjörður)がいずれもバスターミナルと街の中心としての役割も果たしています。

コゥパヴォグル (Kópavogur)
レイキャヴィークの隣街でハムラボルグ(Hamraborg)バスターミナルあたりが古くからの地域となっています。近年はレイキャヴィーク同様、山の方へを拡大している。スマゥラリンドショッピングモール (Smáralind) はアイスランドで一番大きなショッピングモールとなっています。
お勧めはハムラボルグのコゥパヴォグル自然博物館 (Natural History Museum of Kópavogur) 。小さな博物館ですがアイスランドの自然について知ることができます。

ベッサスタージル (Bessastaðir) 大統領公邸

アゥルフタネス (Álftanes)
ガルザバイル(Garðabær)から突き出たような半島は面積約6㎢で、変化に富んだ海岸線は落ち着いた雰囲気を醸し出しています。半島周辺は干潟にもなり、アザラシや四季を通じて渡鳥など野鳥を観測できます。アゥルフタネスには4年任期の職を務める象徴大統領制のアイスランドの大統領公邸、ベッサスタージル(Bessastaðir)があり、公邸からはフィヨルド越しにペルトランなどレイキャヴィークを眺望できます。公邸の前にある教会にはアイスランドの歴史を描いたステンドグラスがはめられているが、現在は入場できません。

ベッサスタージル (Bessastaðir)

ハプナルフィヨルズル (Hafnarfjörður)
港のあるフィヨルドと名づけられ、古くから商業で栄えています。溶岩台地の上にできた街ですがフィヨルドを中心に街が拡大していき、バスターミナル前からは大きな船舶用の整備ドックで船の整備がされている様子を見ることもできます。街の中心はフョルズル(Fjörður)と呼ばれるバスターミナルと小さなショッピングセンターです。近くには原生花園やヴァイキングヴィレッジなどもあり見どころも多い。

エシャ (Esja)

エシャ (Esja)
エシャ(Esja)はレイキャヴィーク(Reykjavík)市内からも良く見える標高約900mの山で、エシャを背景にしたレイキャヴィークの写真や絵画に使われています。頂上からはフィヨルド越しのレイキャヴィークからケプラヴィークまでファクサ湾全体をを一望できます。夏にはほぼ白夜に近い夜遅い時間までハイキングができます。頂上手前で急になっていますが、ふもとの駐車場から1時間半程で登ることができます。

エシャ (Esja)

夏至のレイキャヴィーク

モスフェルスバイル (Mosfellsbær)
レイキャヴィークから車で約10〜15分のモスフェルスバイル(Mosfellsbær)、以前は牧草地が広がる郊外の静かな街でしたが、最近は住宅地開発なども進んでいます。冬には美しいオーロラをレイキャヴィークよりもはっきり見ることができます。近くのモスフェルスダル(Mosfellsdalur)には1955年にノーベル文学賞を受賞したラクスネスの記念館があります。

ルイズホゥラル (Rauðhólar)
 約4,600〜5,000年前の水蒸気噴火でできた擬似火口群と言われています。赤みがかった溶岩が見えるのですぐに分かります。ヘイジモゥルク(Heiðmörk)の一部で、湖や森には散策路や無料のBBQコーナーが整備され、レイキャヴィーク市民の憩いの場となっています。周辺はレイキャヴィーク水道の水源地として水質保全地域にもなっています。

ルイズホゥラル (Rauðhólar)
ルイズホゥラル (Rauðhólar)

地図の選択 (Google マップ左上アイコンからレイキャヴィーク近郊と交通機関を選択してください。)

レイキャヴィーク (Reykjavík)

レイキャヴィーク市観光局
レイキャヴィークシティカード

24、48、72時間の中から選択できます。レイキャヴィーク首都圏のバス乗り放題、国立博物館、美術館、レイキャヴィークの温水プール入場料などが含まれていてお得です。

  1. レイキャヴィーク首都圏では有料の市バスが市民の足として運行されています。(ストライトゥ)
  2. 料金は大人630 krで、一回の支払で75分間有効です。
  3. 主な市バスターミナル、乗換場所は
    1. フレンムル (Hlemmur) ダウンタウン
    2. ライキャルトルグ (Lækjartorg) ダウンタウン
    3. ミョゥット (Mjódd) 長距離バスの起点です。
    4. アゥルトゥン (Ártún)
    5. ハムラボルグ (Hamraborg)
    6. アゥスガルズル (Ásgarður)
    7. フョルズル (Fjörður)
  • バス料金の支払方法(定期券以外は1回の支払で75分間有効です。)
    1. 現金630 kr (お釣は出ません。)
    2. Klapp システム(レイキャヴィークの交通カード、アプリ、定期券含む)
    3. バスパス
  • クレジット、デビットカードはバスで利用できません。
  • バスの運転手の横に投入箱と乗継券発券機があります。
  • 現金の場合、運転手横の運賃箱に投入します。
  • バス乗車時に 75 分間有効の乗継券が発行されます。(申告制です。)
  • 乗継券が必要な場合は、乗車時に「乗り継ぎ券ください。」を意味するアイスランド語「マゥ イェ ファウ スキフティミザ?」(Má ég fá skiptamiða?) と運転手に申告すると乗継券をもらえます。
  • 有効時間が印字されています。乗継券は乗換の際に運転手に提示してください。
  • 降車の際はボタンを押します。 
  • アプリでの支払いにはインターネットが必要です。バスにWi-Fiが設置されていますが、電波状況などにより通信が安定しない場合もありますので注意してください。

  • Klappについて
  • Klappはカード、アプリによるバス料金精算システムです。
  • Klappカード、回数券は指定の販売所で購入できます。(1,000 kr)
  • Klappカード、アプリに入金または支払口座設定により利用できます。
  • Klappで表示されるQRコードを乗車の際にスキャナーに読み取らせます。
  • 現金で支払いの場合、受け取ることのできる乗継券。
  • バス乗車時に 75 分間有効の乗継券が発行されます。(申告制です。)
  • 乗継券が必要な場合は、乗車時に「乗り継ぎ券ください。」を意味するアイスランド語「マゥ イェ ファウ スキフティミザ?」(Má ég fá skiptamiða?) と運転手に申告すると乗継券をもらえます。
  • 有効時間が印字されています。乗継券は乗換の際に運転手に提示してください。 
  • バス停の目印
  • バス停には幾つかのタイプがありますが、どれにもこの目印がついています。
  • 平日と日曜祝日で運行時間が変わります。
  • 朝夕のは運行本数が増えますが、日中はほとんどの路線が30分毎です。
  • 祝祭日には運行予定が変わる場合があります。