アイスランドのホテル (Hotel and Accommodations in Iceland)

2010年以降、観光業が大きく発展してきたアイスランドでは、各地でホテル、ゲストハウスが増加し、以前よりも宿泊先を見つけやすくなっています。当サイトでも紹介してますが、簡単にインターネットの予約サイトから検索、予約ができるようになっています。最近は一年を通じて観光客が訪れるので、以前ほど季節による料金差は無くなりましたが、繁忙期となる5〜8月、年末年始などは料金が高くなるだけでなく、予約を入れることも難しくなります。連泊希望であれば早めの予約が必要です。また郊外に行くと宿泊施設も限られてくるので良い準備が必要です。

ホテル

アイスランドのホテルは基本的に、各部屋にシャワー、洗面は設置されていますが、バスタブ無しの部屋となっています。料金によってはシャワー、洗面が共同使用になる場合もありますので、予約の際に各設備、サービスが含まれているかを確認することをお勧めします。レイキャヴィーク市内ではホテルによってはバスタブ付きの部屋を予約することもできます。ほとんどのホテルでWi-Fiによるインターネットを無料で使用できますが、パスワードが設定されている場合もあります。
レイキャヴィーク首都圏でホテルを探す場合、滞在エリアによって交通手段も変わってきます。ツアー参加を考えているのであれば、ダウンタウンエリアが便利です。

1. レイキャヴィーク ダウンタウンエリア(101Reykjavík)
ダウンタウン中心部ライキャルトルグ(Lækjartorg)とフレンムル(Hlemmur)を中心とした区域です。飲食店、お店、スーパーなどが近くにあるので便利です。その分、料金が少し高めです。
2. レイキャヴィーク 東エリア
フレンムル(Hlemmur)から東です。Grand Hotel Reykjavík, Hilton Nordica, Reykjavík Lights, Reykjavík City Hostelが含まれます。フレンムルから徒歩で15〜20分くらいです。
3. コゥパヴォグル(Kópavogur)、ハプナルフィヨルズル(Hafnarfjörður)
レイキャヴィーク中心部から市バスで15〜20分くらいです。レイキャヴィークと比べると料金は安くなっていますが、ツアーピックアップサービスは限定されている場合があるので、注意が必要です。
となります。

Booking.com
ゲストハウス

ホテルよりも割安感がありますが、その分、サービス、設備が限られてきます。シャワー、洗面については基本的に共同使用と考えておく必要があります。個人経営が多いのでそれぞれのゲストハウスに趣があります。また、規模が小さいので同宿となった人と親しくなる機会も多くあります。

ユースホテル

アイスランド各地に29のユースホステルが運営されています。いわゆる相部屋のドミトリーからプライベートルームが設定されています。家族で同じ部屋に泊まりたい場合などは選択肢の一つとなります。部屋自体は清潔感のある心地よいものとなっています。北欧なので、料金は他の国よりもやや高くなりますが、会員登録していると割引を受けることができます。

ファームステイ

アイスランドの農家が敷地や施設の一部をホテル、ゲストハウスとして提供しています。基本的には各部屋にシャワー、洗面は設置されていますが、バスタブ無しの部屋となっています。料金によってはシャワー、洗面が共同使用になる場合もありますので、予約の際に各設備、サービスが含まれているかを確認することをお勧めします。場所によってはジャグジーやホットポットが設置されていたり、またファームステイならではの料理やツアーが提供されていることもあるので、見逃すことができません。秋から春にかけてのオーロラシーズンであれば、オーロラ観測チャンスも大きくなります。

山小屋/キャンプ/キャンピングカー

アイスランド内陸部では、シャワー、炊事、トイレのある山小屋が整備されています。料金は約9,000 kr/人〜。
ランドマンナロイガルをはじめ、どの山小屋も人気があり、収容人数が限られているので、事前予約無しでの利用は難しくなっています。予定を決めたら即予約が必要です。宿泊しない場合は、使用料を払うことによって、シャワー、炊事、トイレなどの設備利用は可能です。(Icelandream.comで予約手配できます。)
アイスランド各地にキャンプ場が整備されています。テント設営またはオートキャンプのどちらにも対応していますが、設備は場所によって変わりますが、ほとんどのキャンプ場で炊事、シャワー設備があり、場所によってはコインランドリー、Wi-Fi接続も提供されています。
観光地など、場所によってはテント設営、長時間の駐車が禁止されているので、注意が必要です。
料金はテント利用で約2,000 kr/人、サイトで電気を利用する場合1,000 kr/日が目安となります。
キャンピングカーを使用する場合、汚物処理などについて確認する必要があります。
最近はキャンピングカーで旅行する人も増えていますが、キャンピングカーでの宿泊が禁止されている場所も多くなっているので注意が必要です。