グリンダヴィーク (Grindavík) / ブルーラグーン (Blue Lagoon)
レイキャネス南部に位置するグリンダヴィーク(Grindavík)は漁業中心に発展してきた人口3,000人にも満たない港街です。レイキャネス観光の際に休憩も兼ねて立ち寄ることができます。街北側の標高243mのソゥルビョルン(Þorbjörn)頂上部からはレイキャネス全体をを見渡すことができます。グリンダヴィークから海岸線に沿って走るR425は風光明媚なドライブルートとして知られています。
ブルーラグーン (Blue Lagoon)
ブルーラグーン(Blue Lagoon)は、日本人だけでなく世界中の観光客に知られている巨大な露天入浴施設です。コケに覆われた溶岩台地に突如姿をあらわす、青白いラグーンは全ての訪問者の目を奪います。1976年に隣接する地熱発電所の稼働開始後、徐々にラグーンができ、1981年から入浴できるようになり、主に皮膚病の湯治目的として注目されるようになりました。1994年にはクリニック(アイスランド保健省認可)も開設されています。幾度かの増改築を経て観光客によりくつろいでもらえる施設へと変化しています。駐車場から徒歩約5分です。
事前予約をすればマッサージも受けられます。
グンヌクエール (Gunnuhver)
レイキャネス灯台(Reykjanesviti)近くに位置する高温地熱帯、グンヌクエール(Gunnuhver)の名前 は民間伝承によると、グンナ(Gunna)という女性がここに落とされたことに由来しています。いつもボコボコと音を立てながら泥温泉が湧き出し、周囲には 硫黄のにおいが立ち込め、湯けむりがえんえんとたちこもっています。記録された水蒸気の最高温度は300℃を超えています。地熱活動が活発な時は立ち入り禁止となります。
レイキャネス灯台 (Reykjanesviti)と海岸線
北大西洋の荒波が容赦なく絶壁を打ち付ける…。その海岸線に建てられたのがこのアイスランドで有名なレイキャネス灯台(Reykjanesviti)です。暗闇を照らし、荒海で働く人々の命を守る役割を果たしています。1978年に最初の灯台が建てられましたが、1905年の地震により倒壊し、1907年に海岸線より少し入った小高い丘の上に再建されました。荒波が力強く打ちつける 海岸線は断崖絶壁となっていて、海鳥の生息地となっています。約15km沖合に浮かぶ島、エルドエイ(Eldey)は77mのそびえ立つ岩でシロカツオドリ(Gannet)の繁殖地となっています。
(注意)ドアの開閉時や散策時は風向きと強風に注意してください。
橋自体は何の変哲もないものですが、この橋の両端でユーラシアと北米大陸が分断されていると考えると、何とも不思議な気分になります。アイスランドを南北に北大西洋海嶺の一部、レイキャネス海嶺が縦断し、アイスランドの真下でユーラシアと北米大陸プレートが生み出されています。もちろん、完全明解にどの部分からが2つの大陸プレートの境界線で東か西かを断定することはできませんが、架けられた橋の上に立てば2つの大陸の境界をまたいでいる気分になります。シンクヴェトリルまで行く時間がない場合はお勧めです。訪問者はレイキャネスバイルのツーリストインフォで訪問証明書を申請すると、有料で発行してもらえます。
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